「あたしたち姉妹なの。ねっ、柊花ぁ。」

ばらしやがった・・・。

「公佳のせいで本性出さなきゃいけないじゃない。」

「言われてみれば、そっくり・・・。」

「い・・・今までごめんねっ、柊花ちゃ「触るな。」

あたしに触れていいのは、freshのみんな、ちーちゃん、公佳だけ。

「虫唾が走る。」


そしてニコリと一言。


「あなたたちの目的は公佳でしょう。」

あたしと仲良くしておけば公佳が振り向く。

そんな考えとっくにわかってる。

利用されるなんてしょっちゅう。

もう慣れたの。



「公佳。あたし帰る。」

最悪。

あたしは、毎日平凡に過ごしたかっただけだ。

なのに、全部この、容姿のせいだ。

公佳に似てないせいだ。

公佳ともお母さんとも違うせいだ・・・。