「お。華恋のパンツ。」


「っ!!?見んな!!変態!!」


バシッ


「痛ぁーい。いいじゃん。減るもんじゃないしぃー。」


私の太ももらへんを見ている光を思いっきり叩く。

叩かれた光は全く痛く無さそうに叩かれたところを撫でている。


コイツ、緊張感がなさすぎ!!


ダンッ


「っ!!?」


なっ何!!?

今の音!!?


大きな音がしたので音のした方を見てみる。


そこにいたのは....


「.....っ。」


苦痛に顔を歪める隆也くん。


教室の壁に叩きつけられたみたいだ。

凛妃の能力によって。


「まだまだだよ?華恋は渡さない。」


凛妃は全く笑わずにそう言って右手に小さな風を起こす。


....黒!!

凛妃ものすごく黒!!