「予知夢ですか...。さすがですね。」


隆也くんはにっこりと微笑む。

でも目が笑っていない。


グッ


銀の足に力が入る。


それは戦闘が始まる合図。


ビュッ


凛妃が無表情に片手をあげると教室に大きな嵐が起きる。


「....っ、 凛妃!!?」


ちょっとこれはやり過ぎじゃない!!?


いつにもまして本気モードの凛妃。


私は必死にスカートがめくれないように押さえる。