私の目の前にはいつの間にか来ていたお兄ちゃんの姿、、


Tシャツに軽いスウェットの姿は、今さっきより少し乱れていて、急いで助けに来てくれたんだと思うと嬉しくなった。

、、「ありがと(*´∀`*)」

「今は、、お礼言ってる場合じゃないぞ、文」

そう言って振り返るお兄ちゃん。

『おらぁぁぁぁぁぁっ』という声と同時に、足跡は正気ではなさそうに一気に近づいてきた。



キリッとした整った顔。


その顔には、笑顔が消えていた。




グサッ、、、
「っーーー!!」


足跡がいるのに私を守るために、、、




お兄ちゃんは、、。