『俺はお前が好きだ…
ずっと前から好きだった。』

「うん…」

『愛美は?』


よりいっそう赤くなる愛美の頬。
それにつられるように俺も赤くなっていく…


冷たい風が公園に入り込み、
熱を持っている俺の体を冷やしてくれる


ザワザワと揺れる木々が
高鳴る鼓動の音を消してくれて…



「今別れたばっかで、
信じてくれないかもしれないけど…

私も好きだよ。」



待ってましたといわんばかりに
高鳴る鼓動。



嘘だ…ろ?
今、、、いま好きって…


『おっ俺は

愛美の言った事、信じるよ』


「りゅ…う…」