「あたし…

あたしも龍の笑った顔、ス…キだよ…」


そんな風に答えてくれる愛美が可愛くて
思わず抱き締めてしまった。


俺達は友達

本当はこんなことをしたら
ダメって分かってる。

でも、愛美があんな事を言ったから
期待をしてしまう自分がいた。


『今日はかっこ悪いとこ見せたな(笑)』

俺が話すと愛美は黙ってしまった。


あー
俺が抱き締めてるからか…

そりゃそうだよな。
今日の朝までアイツが好きだったんだからな



俺は体を離そうとする。

でも…




ギュッ