夕暮れ時、
俺たち4人は病院をあとにした。

顔はボロボロだったけど
足には何の損傷もなく軽々と歩けた。


「でも良かったよな、歩けて!」


『本当だよ~
俺、病院に泊まるとか怖いしまじ勘弁っ』



「「「アハハ」」」


「じゃあ俺達こっちだから、

また明日なっ」

「バイバーイ」


そう言って手を振る唯と健人に
俺達も手を振り返した。






…。

……。


愛美と二人っきり…。

何か気まずいって思うのは俺だけかな


愛美は何も話さないし

そんな事を思っていると…



「ねーねっここの公園に入ろうよ」


西公園と書いてある公園を指しながら
一人で入っていった…