「・・・そうですよ、祥子さん。
私思ったんです。ジェラルド先生があんなふうに
ちょっとツンケンするのってめずらしいな、って・・
だから、祥子さんといると、また違う先生が見られるんです。」
「はじめちゃん・・・」
ほんとにそう思った
ジェラルド先生は基本的に皆に優しいけど
祥子さんといると・・・なんだかリラックスしてるみたいで
「・・・はじめ、ボクははじめといる時も、リラックスしてますよ?」
「っなっ・・・!/////私口に出してましたか?!///」
「いいえ?」
まだ昨日のキスのことが恥ずかしい私を知っていながら
顔を私に近づけて、最高の笑顔で否定した