*** 「祥子さん!」 私とジェラルド先生は祥子さんを空港まで見送りに来た 「あら、はじめちゃん・・・とヴィル・・」 また気まずい雰囲気が私たちを包む 「ごめんなさいね、はじめちゃん」 「へ・・・」 いきなり、祥子さんが私に謝った 「いろいろと、傷つけちゃって、・・・ごめんね」 「祥子さん・・・」 祥子さんはにこっと笑って言った