風がほんとに気持ちいいし、太陽の光も最高。
こんな日はいつも以上に眠くなるよ。
屋上へとつづく扉の鍵が最近壊れて開いてることを知ってる人は少ないけど、屋上は絶好のお昼寝スポットなんだよね。
「杏奈おまえだいぶ余裕そうだけど、」
そこまで言って悠真は、あたしのケータイをあたしに差し出す。
「いやぁぁぁあああもう2時じゃん!」
完全に寝過したし授業サボってるしどうしよう!!
コツッ!
あたしの頭が叩かれる。
痛ったいなーあたしだって女子なんだから手加減してくれればいいのに。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…