「ひろくんありがとう。」



あのまま勢いであたしの分まで払ってくれた。



「今月はボーナスが入ったから大丈夫だから。」



店を出てからあたしたちはどこかに向かって歩いてる。



「どこに行くの?」




「まだ秘密。お楽しみってことで。」




ひろくんに着いて歩いていくとだんだんあたしの見覚えのある場所に近づいてきた。




「到着!!」




その場所はあたしたちが6歳の時にいつも遊んでいた。



---------------あの公園だった。