ガチャガチャ。 いつものように扉を開けると----------........ 「久しぶり杏ちゃん。」 その声にあたしは何も言葉が出なかった。 サッカーのTシャツに短パン。 足元に目をやると銀色のかっこいいボールが転がっていた。 見るからにサッカー少年で、でもそれは悠真ではなくて、 「え.....?」 もしかして........?