コーチが俺の目をまっすぐ見た。 「お前が知り合いなら安心だ。よろしく頼む。」 「はいっ」 ......って返事をしたはいいけどどうすればいいのかわかんない。 「キャプテン紅白戦始めるぞ。チームは適当で構わないぞ。」 コーチの声に従って将大が、 「1年Aチームの中で紅と白に分かれろ。」 俺たちはチームの力が同じぐらいになるようにチームを決めた。