陽菜が美味しい紅茶を入れてくれて、食べる準備が整った。



「いたっだきまーす。」



目の前のスイーツを一つ口にほおばる。




「どう...かな？」



作った陽菜は少々心配そうな顔をしてあたしに聞いてくる。



でも、その心配なんて１パーセントも必要ない！




「美味しいよ！！超サイコー！！」



「ほんと？お世辞言ってない？」




「お世辞なんて言ってないよ、本当においしいんだから、信じられないなら陽菜も食べてみればいいじゃん。」



あたしはそういっって陽菜の口の前にマドレーヌを差し出した。