「なぁ、一つだけ頼み事してもいいか?」




「俺でよければ何でも聞く。」



やっぱり京祐は頼りになる。



俺は毎日つけていた、サッカーノートのはじをビリっと破った。



--------------------------------------



yu-ma-soccer@xx.co.jp


連絡くれ!



-------------------------------------------


それだけを書き残した、広夢へのメッセージはたった4文字けどあいつになら通じると思ったから。




「これ、広夢に渡してくれ。」



「そんなことならお安い御用。」