【悠真side】
「有川、気を付けて行って来いよ。1か月後には大会も控えてるからくれぐれも怪我だけはしないように。」
駅に着くと顧問の先生が朝早くから見送りに来てくれていた。
「はい、技術を収穫して帰ってきたいと思います。」
「頑張れよ、周りのレベルは相当高いだろうからできなくても捻くれるなよ。」
「大丈夫です!!行ってきます。」
俺はそれだけ言い残して列車に乗り込んだ。
今俺の頭の中を占めてるのは2つだった。
1つは杏奈のこと……
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