「はーいそこまで。」



その声であたしも悠真も動きが一時停止する。



「ひなっ」



「梅沢!」



背の高い陽菜はヒョイっと手を伸ばすと悠真から消しゴムをとった。



「有川くん?杏奈に勉強させてね。」



ひなさん。
顔は笑ってるけど少し怖いです………………