学校に着いた。

「ふぅぅぅぅ~」

汗を拭いた。

少し疲れた。

もう、さきには、隆士がいた。

そして…あれ?

隣にいる男の子は誰だろ?

側に行った。

そのこは、整った髪、顔だち。

結構モテそうな男の子。

「遅かったなー」

隆士が笑って言った。

「嘘!?これでも走ってきたんですけどー」

私は、ふざけまぜで、言った。

私がさっきから、隆士の横にいる男の子を

みているのを気付いたのか、紹介をしてくれた。

「こいつは、俺の幼なじみの日向篤史」

日向…篤史か…。

篤史…似合ってるかもね、キミに。

「篤史君、はじめまして、私は―…」

自己紹介をしようと思った時、

「あぁ、知ってるよ、桃香さんだろ?」

すでに、隆士が紹介をしていたようだ。













それから…私達は、付き合う事となったんだ―…

始まりは、あの時の夏休み。


友達になって3ヶ月。

親しくなった私達。

まだ、私は、雄貴に未練があった。

まだ、愛しくて諦められなかった。

でも、そんな中、

気付いてくれたのが篤史。

キミだった―…。