「あははは!!汚ーいっ」
ポタッ・・・
ポタッ・・・
冷たい水が頭から髪の毛を伝って落ちた。
バケツにたっぷりと注いだ冷水に牛乳をぶち込んだものを、頭からぶっかけられた。
「あ、そーれ。ちゃんと片付けておいてね」
そう言ったのは、はるだった。
どうしてこんなことになってしまったの____?
”親友”
なんて ただの肩書きだったの?
私をゴミのように扱ったのは、はるたちのグループだけじゃなかった。
「あーそこ邪魔なんだけど」
クラスの男子が私をドンと押した。
ガシャン!
そばにあった机にぶつかり、私は倒れた。
「・・・った・・・」
「ブッ!!あははは、マジウケるわぁーっ!!!」
クラスにいた人たちが全員、私を見てドッと笑い出した。
____なんで____?
なんでこの人たち、私を見て笑ってるの____?
今まで、こんなことが何度あったかわからない
もう 疲れた______な・・・・