「で、それが闇だったんだな」



 ゲルブが、納得顔をした。




「さっき、あの四幹部は私たち五人を見て、驚いた顔をしたよね?私の予想が正しければ、私たち五人が力を合わせて攻撃したら集合体が倒されてしまうからだと思うんだ」



「なるほどな」





 伯父が、うんうんと頷く。






「そんなの、ただの仮説に過ぎないじゃないか!」




 黙っていたキリクが、怒気を含んだ声色で。