「今井ー、この授業が終わったら職員室にこーい」


「おれ、なんかしましたか?」

「いいや、渡したいものがある」

「そうですか」


一時間目が終わりそうなときに、洸は数学の先生でもあるたまやんに呼び出しをくらっていた。


「洸?」

「大丈夫、すぐに戻ってくるし」


「そっか、たまやんとの絡みはめんどくさいかもだけどファイト!」

「梨花は気をつけなよ?」


「なにを?」


「うーん、まあ、そのうちわかるよ」






変な洸だなー




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