私は、すぐに追わないといけないって分かっているのに
へたり込んだままでいた。

すると、誰かが私のそばにきた気配がした


「悠莉ちゃん、大丈夫??」

「…はい」

来たのは朔先輩だった。


「顔色悪いけど…??」

「大丈夫です」

しつこい先輩を押し切るように立った

うん、すこしふらふらするけど、きっと貧血だろう。
たいしたことはないかな

そうおもっていると、いきなり私の体がういた


「全然大丈夫そうにみえないんだけど??」

「さくせんぱい…」

体か浮いたのは朔先輩がわたしを抱き上げたから。


「かるいねー、ちゃんとたべてる??」

朔先輩はそういいながら歩きはじめた