痛みはもうなく、私の中を解す指と舌に感じるだけ。



「あ、んっ…」



身を捩っても、逃げられない。

頂に達しても、容赦なく行為は続き、恵央斗と共に、また頂点を目指す。

口付けを交わし、追い込みを掛ける恵央斗。



「ハァッ…ハァッ……」



昼間から私の体力は底をついた。

体力がハンパない恵央斗は、自分だけシャワーを浴びに行く。

どこでそんな体力を付けたのか。