下唇を突き出し、パソコンの電源を落とすと、肩に恵央斗の腕が回った。



「な、何…?」



ドキッとする行動に、思わず吃った。



「融通、利かせて貰えば?今度から俺も手伝うけど」



「部長って仕事、ナメられてると思わない?」



「シカト」



…だろうね;;

貴方なら、そうでしょう。

ダイニングチェアーから立ち上がり、恵央斗にくるまれに行くと、額に唇が触れた。