笑ってるけど、
目が笑ってないよぉ~、ぉ兄ちゃん!
笑顔が黒いっ。
しかも通り過ぎていく人達の注目の的。
~~~っ、
ここ、校門だよ!?
みんな見てるよっ!!
信じらんない!
ぉ兄ちゃんのバカーっ
近過ぎる距離にこの間の感触が蘇ってきて
顔が火を噴きそうなホド熱くて、目に涙が滲む。
「・・・・何ダヨその顔。マヂで誘ってんの?」
涙目で威嚇するように睨んでいたら、
ぉ兄ちゃんはそんなコト言いながら顔を近づけてきた。
ぅぁあああ////
「い、言うっ!言うから放してーっっ!!」
あむちゃん、ごめんっっ。
根性ナシの友人を赦して・・・っ。