「えと・・・い、一緒に帰りたいなぁと思って。

迎えに、

来た。」



負けん気を総動員してみたものの

最後はしりすぼみになって我ながら何を言っているのやらなカンジで・・・



ぉ兄ちゃんは驚く様子もなくほんのちょっとダケ眉を上げた。




「へぇえ?俺と一緒に帰りたい、ねぇ。」


「・・・・ぅ、うん。」


「土曜日はぁ、俺と顔合わせたくねぇとばかりに朝飯も食わず消えてたヤツがなぁ?」


「・・・・・・。」



突っ込むなよ、根性悪兄っ!






返事もできずにむぅっと口を引き結んでいると

不意に腕を取られて、


どんと門に押さえつけられた。






「隠してるコト今すぐ吐けよ?

じゃないとここで犯すぞ。」





「っ///」