「やべぇ、なーんかこの子ちょいタイプかも。」 「ひゃは。なんだよ、オマエろり系?」 「てか、子猫ぽくね?このナマイキな瞳とか。苛めて泣かせたくなるねー。」 「どSじゃん!」 ドSじゃん!! 私も思わず繰り返す。 いきなり伸びてきた手に身体を強張らせて首を竦める。 けど、 頭を撫でられる気配はなくて―――