一人アップアップな私を余所に、あむちゃんがふんわり続けた。
「ごめんねぇ。にゃんこちゃん。
私、にゃんこちゃんにちょっとヤキモチ妬いちゃったょ。」
「へ?ぇえっ!?な、何故に私なんかに!?」
あむちゃんともあろう美少女が何故に私ごときにヤキモチなんて!
「ぅ~ん。私はぁ~みんなにとってもゆぅ君にとっても妹でしかないんだぁ。
だからぁ、ちゃんと一人の女の子としてみてもらえて構われてるにゃんこちゃんがちょっと羨ましかったんだぁ。」
「そ、そんなこと、ないよっ!!」
私は起き上がって力一杯言った。
「みんなあむちゃんが好きだよ。ぉ兄ちゃんの妹でもそーじゃなくてもあむちゃんはあむちゃんだから好かれてんだよ!私はぉ兄ちゃんの妹じゃなくてあむちゃんが好きだよ?」