あむちゃんに連れられて再びベッドの中。



心臓はまだ落ちつかないけど、隣の柔らかな存在に気持ちはちょっとずつ落ちついてきた。




「あのねぇ~、にゃんこちゃんに相談があるんだぁ~。」


「そーだん?」



聞き返すとあむちゃんは可愛い顔をふわぁっとピンク色にした。


これはもしや・・・!!




「ぅん。あのねぇ・・・好きな人がいるんだぁ。」

「スキナヒトッ!!」




誰誰?と身を乗り出す。









「―――お兄ちゃん」




その一言にズキッと心臓が痛んだ。