「どした?」


「ん。お水一杯ほしー。」


「牛乳飲めよ。」


「み・ず!」



ムキになってそう言い返すと、ぉ兄ちゃんはくくっと笑いながら冷蔵庫を開けて、ミネラルウォーターをコップに注いでくれた。




「ん。」



こういうところはやっぱり世話好きぉ兄ちゃん、なんだ。



ちょっとだけどあむちゃんみたいに優しくされたことが嬉しくて「えへへ」と笑いながら差し出されたコップに手を伸ばした。






ピカッ★

ドォォン!!



「っ(きゃぁああああああ)!」





いきなり光って大太鼓のように鳴ったカミナリに声も出なかった。