「他にやりたいモンあっか?
あ、オマエ、プリとかやんねーの?
大抵の女撮りたがるだろ。」


「プリ、好き~!
・・・でもぉ兄ちゃんとプリ、ね・・・・ふ。」


「・・・なんか一々ムカツクな、オマエ。
よしやってくぞ。」



「えぇ~。別にいいのに。」




ぉ兄ちゃん、あむちゃんとも撮ったりするのかな?




それなりに仲良さげな写真が撮れて、

落書きは勿論『仲良し兄妹』。



えへへ。


なんか今日のぉ兄ちゃんは優しくて、

本当のぉ兄ちゃんみたいだぁ。






プリを見てにやにやしていた私は、そんな私を微妙な苦笑で見下ろしているぉ兄ちゃんに気付くコトもなくて―――