「え?あ、ごめん・・・ちょっとしたノリで、本気で言ったわけじゃないんだけど・・・」



女の子達はそう言いながらも逃げるように去って行った。





あむちゃんがニコッと笑う。


「にゃんこちゃんは私のお友達だもんねぇ。
それににゃんこちゃんがお兄ちゃんを好きなんじゃなくて、お兄ちゃんがにゃんこちゃんを気に入ってるんだもんねぇ。
そこ重要だょ。」



「・・・・・うん?」





アレは気に入られてるんじゃなくて、イジメだってば・・・



と言いだすカンジでもないから黙っておいたけど。




よく分からなくて、とりあえず頷いてみた。