「ついでだからオマエも一緒に帰ってやンよ。」
「いいっ!そんなついでいらないっっ!」
「うっせぇ。オマエに拒否権はねぇの。」
「いやだぁ~っ!」
首をがしっと掴まれて、殆どヘッドロックの有様で一緒に帰るコトになった。
私は目の前を歩く二人に口を尖らせていた。
あむちゃんが「夕飯の買い物していきたい」と言いだして、途中でスーパーへ寄って行った。
ぉ兄ちゃん、シスコンも伊達じゃなくて、あむちゃんには優しいんだ。
スーパーでもさり気に買い物かご持ってあげたり、率先して物とってあげたり・・・。
それに対して、私には・・・