あむちゃんが、ふわぁっと、ぉ兄ちゃんに近づくと周りにいた女の子達が不満そうな顔をしながらもちょっと下がった。


分かるよ、その気持ち。


そして私は近づけない。


女の子達の視線怖いし!




その上近づきたくないし・・・。






あむちゃんと帰るつもりだったけど、どさくさまぎれて帰っちゃおう・・・


そう思って、そうっと歩き出したケド。




「おい!勝手にふらふらしてんじゃねーぞ、子猫。ったく、落ちつきのねぇヤツだな。」


「ひぎゃぁあ!」




あっさり捕獲された。




てか、ふらふらしてんじゃなくて、帰ろうとしたんだってば!!




それより、女の子達の視線がイタイーっ!



あむちゃんはともかく

『なにあのチンチクリン。チビのくせに生意気!』

って視線がレーザービームのように刺さるぅ。