内心ちょっと安心しているトコロへ、あむちゃんと入れ違いみたいに遊さんが近づいて来て。
面白そうな顔で私の胸元を覗きこんだ。
「それ、愛留からっしょ♪」
「っんぁ………」
な、何故それを!?
遊さんは動揺する私を見てけたけた笑った。
「それ、ミーコちゃんが愛留にプレゼントしたピアスと同じブランドだよ。お揃い~。」
「お、お、おそろ……」
カァッと頬に熱が溜まって、思わずペンダントトップを握りしめる。
遊さんは意味深ににやっと笑った。
「へ~え。とうとう愛留に鎖で繋がれちゃって……
覚悟しなよ?アイツマジだから♪」
ど、どーいう意味!?
なんかぉ兄ちゃんにも同じようなコト言われたんですけど……
てか、鎖に繋がれたって……
私は犬じゃなーい!!