……何で、

知ってるの?




「亜夢から聞いた。

そんでそもそもは合同誕パやろーって話になって。

なのに、どーいうつもりかオマエは自分の誕生日言いださねーし…

で、だったら表向き亜夢の誕パにしてオマエのはサプライズにすっか、て話になったんだ。」




…え?じゃあ、
みんな知ってたの?



「なのに…」とぉ兄ちゃんは続けた。






「おめぇはいきなり拉致られるわ、
迎えに来たら来たで、勝手に他のヤツ等に祝われてるし!


つーかオマエもヤツ等もどこまで呑気かっ!!」





「ひぇぇぇっ!!ごごごゴメンナサイッ!!」



ぉ兄ちゃんのお怒り御尤も!

あむちゃんの誕パだし、私なんか助けに来てくれないよ……

って私は勝手に拗ねてたけど。




ぉ兄ちゃんはちゃんと助けに来てくれた。





…んだけど。


心配して駆けつけてみれば、私は敵とパティーとか……

ぉ兄ちゃんの立場にしてみりゃ、
「なんじゃそりゃ!?」の一言も言いたくなるよね。