おろおろする私を見かねてか遊さんが「よいしょ」とベンチを立った。



「よっしゃ。ほれ、行こ~。」



結局、遊さんが付き合ってくれるコトになったんだけど。




ぬぁ~…遊さんの鈍感―っ。


あむちゃんのあの悲しそうな顔に何故気付かないかなぁ。




…私的には助かったケド。









自販機にお金を入れて、がこ★っと落ちてきたジュースを取りだしていく。




「んでぇ~。何故にミーコちゃんは愛留を避けてんのかねぇ。」



ぎく★




妙にジジ臭い口調で遊さん、核心をストレートで突いてきたっ。

…てか、バレてたんだ。