桜の木の下には桜は来ていなかった 「やっぱり・・・居る訳ないよな」 ほとんどあきらめかけていると後ろから聞こえた大好きな奴の声 聞き逃すはずがない 俺の愛おしい人の声 「真樹…」 俺は決めていたことがある