『うん。分かったよ京介!
じゃあ京介が選んで。アタシ京介が選んでくれた物なら嬉しいから』
キャベツを一口大に切りながら言った。
京介は後ろから抱き締めてアタシの首筋にキスをした。
『あ、危ないよ…京介アタシ包丁を持ってんのに…』
『あ…そっか
凛子、じゃあ包丁置いて俺の方を向いて話があるから』
切り掛けのキャベツをそのままにしてまな板の上に包丁を置いて京介の方を向いた。
京介はアタシの両手をギュッって握り締めて真剣な顔をしてアタシに言った。
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