『決めた!!』


アタシは自信満々に言った。


『おっ案外早いな
さすが国立大に行っているだけあるな』


『もうそんなの関係ないよ先生』


照れながらアタシはそっと先生の左腕にそっと触れた


先生は嬉しそうに何て命名したと聞いてくる

『絶対に笑わないないでよ…』


『大丈夫だよ』


大人の男の品格で返事をする先生


『あのね
白馬くん……ってどうかな?』


目を丸くしてる先生


『だって先生はアタシにとって白馬に乗った王子様だから……だから白馬くん』


絶対に笑うって思っていたのに先生は喜んで

『オッケー!!
白馬くんね!
今日今からお前は白馬くんだ!
良かったなぁ、お前格好いい名前を凛子に命名してもらえて!!』

って、運転しながらハンドルを両手で撫でてヨシヨシしてる先生


それを見てアタシも

車に触れて

『宜しく白馬くん』


って言った。