ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ
アタシの胸、破裂しそうなくらいの鼓動だ
あぁ恋って何だか幸せだなぁ・・・
『そっか八木、お前そんなに高校から近いのかぁ
それは良いなぁ
俺なんて隣りの隣りの町だから面倒くさい時もあるんだぞ
あ~、やっぱ勤務先から近い所に部屋借りれば良かったなぁ~』
そう先生は言いながら本当に後悔をしてるような顔でアタシに答えた。
あ~あ先生に簡単に交わされたよ
やっぱステキだなぁ先生は。
『そうだよ先生!
高校の近くなら朝だって楽なのにさっ』
『そうだよなぁ
お前、頭良いなぁ!
そう言うふうに俺に指摘してくれる人がいたら良かったんだけどね!
まぁ後の後悔だな
帰るぞ!!
今、でれば最終の電車に俺ら間に合うから!』