ダーツバーを出て、先生はアタシの右手首を掴んだまま、しばらく飲み屋街をゆっくりと歩いた。
アタシは何だか今までに味わった事もない感情を味わい始めていた。
なんだろう
この高鳴る鼓動は
話し掛けたくても声が出ない
先生の2歩くらい後ろを歩いてるアタシ
先生の背中って広くて大きいな
なんだか格好いい
この背中に抱き付いてみたい
ハッ!
ア…アタシ
今までの男にはこんな触れたいとか触れられたいとか思った事なんて………
なかったのに
先生といるとアタシ
初めてが
いっぱい過ぎるよ
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…