胸を強調しながらお辞儀をして顔を上げて、先生の目を見る…っと―――



『へぇ~、八木そんなに礼儀正しく出来て偉いなぁ…
たった3年でも大人になるもんだな』


と、先生は言ってアタシのお団子ヘアーのお団子に先生が手の平でポンポンってして最後に、おでこの辺をイイコイイコして、大きな声で


『はいーっ!

次、男子ーっ!!
集まれーっ!!』


って、言いながらアタシの前から去って言った。



アタシは、初めてキョトンってした感覚を味わった。


そして初めてアタシの思いのままにならなかった…。


そのことが、なんだか嬉しいと感じているアタシがいるのにアタシは気付いた



そして先生と


もっと


話したいって思った



今度は李花の仕返しではなくて・・・