西原先生は行こうと行ってアタシに言う
アタシは京介の顔を見るのが怖くて動けずにいたら西原先生は車から降りて助手席に回りドアを開けてアタシの腕を掴み力強く引っ張ってアタシを助手席から降ろした
そしてそのままアタシの腕を掴んだままアパートの階段を上り部屋のドアをノックしながら言った
『僕、1度川内先生に用事があってここに来た事があるんだよね。凛子ちゃんは留守みたいだったけど。
そしたらアイツ、照れながら嬉しそうに彼女と同棲してるって聞いてもないのに無邪気に僕に言ったことがあったんだ……』
その言葉でアタシは京介が愛しいと感じていた
