『八木先生、ちょっと』



そうアタシを呼んだのは西原先生。


アタシはその場から動かずにいると西原先生がやってきた



『凛子ちゃん、今日も僕と一緒に食事をしよう』


西原先生は京介のいる前で言った



『西原先生…と一緒に?
お前、昨日は里子ちゃんと食事って……』



アタシは下を向いた



『凛子お前だって、・・・・』


………と言い掛けた時西原先生は京介の肩に触れて


『キミが凛子ちゃんに嘘を付かせるくらい凛子ちゃんを不安にさせていたか凛子ちゃんがお前より僕が大人だと思わせたのが悪いんじゃないのか?』



京介は西原先生の手を振りほどいてアタシにとにかく部屋に帰れと言って立ち去って行った


そしてアタシは西原先生と職員室を出て行った



その時、ニヤリと笑う亀山先生の顔が目に入った