里子はシャンパンが注がれたグラスをアタシに持たせて勝手に乾杯をしてきた里子は一気飲みをして深く深呼吸をしてアタシを見てから話し始めた



『凛子…私が無理に誘ったからだよね
ごめんね。
普通なら楽しい同窓会なはずなのに…
イヤな思いをさせたね…
私こうなる事は想像出来てたんだけど、そうなっても凛子の側から私が離れなければ良いことだしって思っていたから大して重く考えてなかったけど、ここまでアイツらが酷いなんて思ってなくて……』


そうアタシに言ってくれた里子にアタシは里子の手を握った。