そしてアタシが京介の職場である高校に体験授業として行く日がやって来た。
まさかアタシが高校に来るなんて京介は夢にも思ってないよね
アタシは京介より早く出るために早々と支度を済ませる
『凛子、今日なんかあるのか?』
『ん?何で』
『いや、だってスーツ来てるからさぁ』
アタシは笑いを我慢しながら
『あ、うん
今日は大学の特別授業が始まる日なんだ!
アタシ今週いっぱいは京介よりも早くでるから色々とよろしくね』
『ふ~ん、そっかぁ
大変そうだけど頑張れよ!』
京介は髭を剃りながらアタシに激励してくれた
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