『凛子、俺は凄く嬉しいよ。
ありがとう…
だけどこの鍵は使わずに俺のお守りにしても良いかな?』



『お守りに…?』


首を傾げるアタシに京介は


『とても急なんだけど5月の連休が明けたら一緒に住まないか?
今の俺の部屋じゃ狭いから少し広い部屋を探して俺、契約するから凛子どうかな?』



突然の提案にアタシはビックリした


…けど嬉しかった



『もちろんアタシは良いよ!
でもアタシまだ学生の身だし一応、親にも聞いてみないと……』