京介の手はピクッと動いた


そして京介はゆっくりと話し始めた


何で急に祥子さんが来たのかも


何で祥子さんを部屋にいれたのかも


何で祥子さんとキスをしたのかも



京介は全て俺が悪いと言ったんだ



俺の安っぽい優しさが悪いんだと


優しくするのは凛子だけだと思っていたのに俺は優しさの叩き売りをしてしまったんだって…


そう言いながら京介は山道のパーキングスペースに白馬くんを駐車させた



そして京介は自分で自分を責めたりないみたいでまだ自分のことを卑下する言葉を言おうとしていたからアタシはもうこれ以上は良いと言う思いで京介の唇にキスをした