アタシを呼ぶその声は京介!!


走っていたのか京介は息が上がっている


アタシはもう1度、今度は京介を見ながら京介と呼ぶ



京介はアタシに凛子の近くに行っても良いかと聞いて来た



アタシは肯定も否定もしなかったら京介は無言でアタシに近付いて来て優しく抱き締めてくれた・・・。


アタシは京介の胸の中で大きな声で泣きじゃくったよ



京介はアタシの耳元で何度もごめんと言って来た


何度も何度も


京介がアタシにごめんを言う度に京介の声の震えが増して行くのが分った